《書道研究銀河会るり国分寺本部》

曇天の緑美しく。万葉植物園が右手に広がります。

毎年10月10日に武蔵國分寺の薬師堂でご本尊「薬師如来坐像」(国指定重要文化財)の御開帳法要が行われています。正式名称は「薬師瑠璃(るり)光如来」で、当教室名の由来でございます。コロナ禍以降はリモートお稽古という新しい形も加わり、コミュニケーションが持続できてありがたいことです。感謝してお参りしました。

薬師如来は病気の苦しみから救ってくれる如来さまとして、日本で古くから信仰を集めてきました。武蔵國分寺の薬師如来様も地元で長く厚く信仰されてきたことでしょう。

9月の末には御祈願のため、薬師瑠璃光如来本願功徳経のお写経をしました。休憩を5分ずつ2度はさんで、全集中の3時間35分。墨の香りにつつまれ、祈りをこめてひたすらに書かせていただきました。